酒田五法


「酒田五法」は江戸時代から伝わるローソク足の読み方で、現在も有効とされる分析指標のひとつ。

5つの基本パターンの組み合わせて相場の流れを判断します。

■三山(さんざん)
三山とは、上値を3回ためしたが、上に行くことが
できず、上げ下げを3度くり返して3つの山をつくったもの。
真ん中の山が最も高い「三尊天井」が典型的な
相場の大天井を表し売りシグナルとなります。

逆三山(逆三尊底)というのは三山を真逆にしたもので、底値形成が終わり、非常に強い買いシグナルとなります。

●三尊天井
三尊天井

●逆三山(逆三尊底)
逆三山(逆三尊底)

■三川(さんせん)
三川は、3本のローソク足から相場の転換をとらえるもので、「宵の明星は売りサイン」、「明けの明星は買いサイン」とされています。

真ん中に短いローソク足が空(窓)を作り、まるで星が出たような形になった後、3本目に1本目とは陰陽反対の線が空を作った状態。

●宵の明星
宵の明星

●明けの明星
明けの明星

■三空(さんくう)
三空は、陽線(陰線)が3日続けて空(窓)を開けて出た状態。

相場の行き過ぎを示すことから、転換期を表すパターン。

●三空踏み上げ
三空踏み上げ

●三空叩き込み
三空叩き込み

■三兵(さんぺい)
三兵は、同じ色のローソク足が3日続けて現れたものです。三空と似ていますが、三兵は窓を開けていないパターンです。
陰線が3つ並んだ形が「黒三兵」で売りサイン、陽線が3つ並んだ形が「赤三兵」で買いサインになります。

●黒三兵
黒三兵

●赤三兵
赤三兵

■三法(さんぽう)
三法は、売買サインではなく、これから相場が休みに入るというパターンを表したものです。

「上げ三法」は上昇トレンドで、大陽線が出た後に陰陽の短い足を3本はさんで、再び大陽線が出るパターンです。
中間の3本が先の大陽線の安値を下回らずに、次の大陽線で一気に株価が戻っている状態です。

この逆が「下げ三法」です。
三法が出た後は上げ下げを繰り返しながら横ばいになるケースが予想されます。

●上げ三法
上げ三法

●下げ三法
下げ三法