グランビルの法則


「グランビルの法則」は、米国の有名な株式アナリストが考案した、移動平均線と株価の関係から売買のタイミングを判断する方法です。
買いサイン4つ、売りサイン4つの計8つのシンプルな法則ですが、売買のタイミングがつかみやすいので、多くの投資家が使っている分析方法です。

分析に使う移動平均線は200日線が基本とされていますが、
売買期間の長さに応じて使う移動平均線も変える必要があります。
例えば数週間で取引を終えたい場合は25日線、
数か月なら13週線を使うのが最適とされています。

グランビルの法則(買いサイン)

【1】移動平均線が下降したあと横ばい、または上昇に転じはじめた時に、
株価が移動平均線の下から上へ突き抜けた時。
株価の下落相場が終わり、下降トレンドから上昇トレンドに変わると予想できます。

グランビルの法則(買いサイン)



【2】移動平均線が上昇を続けている状態で、
一時的に株価が下落し、移動平均線を下回り、再び株価が上向いたとき。
押し目買いを狙うならここがポイントになります。
そのまま株価が上がって移動平均線を下からクロスすると「株価の底打ち」と判断され、
買い注文が増えることで大きな上昇が期待できます。

グランビルの法則(買いサイン)



【3】株価が上昇して、移動平均線から大きく離れた後、
移動平均線に近づく下落を見せたが、割り込まずに再び上昇したとき。
移動平均線を割り込まなかったことで「上昇トレンド継続中」のサインとなり、
株価が再上昇する前の押し目買いポイントになります。

グランビルの法則(買いサイン)



【4】移動平均線が下降している場合でも、
株価が急落し、移動平均線との間隔が大きく開いた後には、短期的な反発が見込める。
移動平均線から大きく株価が離れたことで「売られすぎ」と判断され、買注文が増えると予想されます。
しかし、株価への影響が大きい悪材料が発表されている場合など、そのまま下がり続けるケースもあるので注意が必要。

グランビルの法則(買いサイン)

グランビルの法則(売りサイン)

【1】上昇していた移動平均線が横ばい、
または下降に転じはじめた時に、
株価が移動平均線の上から下へ突き抜けた時。
上昇トレンドが終わって、下降トレンド入りしたと考えられます。

グランビルの法則(売りサイン)



【2】移動平均線が下降を続けている状態で、
一時的に株価が上昇し、
移動平均線を上回り、再び株価が下降したとき。
反転して上昇する動きを見せたあとデッドクロスすることで、
「株価の下降トレンド継続」のサインとなります。

グランビルの法則(売りサイン)



【3】株価が下落して、移動平均線から大きく離れた後、
移動平均線に近づく上昇を見せたが、移動平均線を越えずに再び下降したとき。
下降トレンドの継続が予想され、売りサインとなります。

グランビルの法則(売りサイン)



【4】移動平均線が上昇している場合でも、
株価が急騰し、移動平均線との間隔が大きく開いたときは要注意。
「買われすぎ」と判断され、売り注文が増えることが予想されます。

グランビルの法則(売りサイン)

※グランビルの法則は、銘柄や移動平均線の期間の取り方によって結果がかなり異なります。